はじまりは、一脚の手作りベンチ
WITHDOM Groupの建築現場で生まれた端材が、地域の介護予防活動を支える一脚のベンチになりました。
住まいをつくる過程では、どうしても使いきれない木材が生まれます。
その木を無駄にせず、地域の暮らしに循環させられないか——。
今回ご紹介するのは、当社オーナー様との縁から生まれた、そんな取り組みです。
「つながる縁側」という居場所
この取り組みの主役は、当社で家を建てられたオーナー様が代表を務める、医療法人やまと コールメディカル福岡「つながる縁側」の皆様です。
「つながる縁側」は、健康な高齢者の方や障がいのある方が、共に汗を流しながら畑作業に取り組む介護予防・地域共生のコミュニティ。
単に作物を育てる場所ではなく、一人ひとりが役割を持ち、「誰かに必要とされる喜び」を感じられる居場所を目指して運営されています。
「朝起きて行く場所がある」「仲間と笑い合える」——そんな環境が、心と体の健康を支えています。
端材が、みんなの休憩所になった
その畑での活動中、「作業の合間に腰かけて休める場所がほしい」という声から生まれたのが、今回のベンチでした。
当社が提供した端材を材料に、メンバーの皆さんが手作りで製作。
完成したベンチに腰かけ、うれしそうに会話を弾ませる姿が、畑の新しい風景になっているそうです。
「木の温もりがあって座り心地が良い」「素敵な休憩スペースになった」
といったお声も寄せられています。
ベンチの目立つ場所には、当社のロゴも掲げていただきました。
「この木材はWITHDOM Groupさんから提供されたもの」と、地域の皆様にもお伝えいただいています。
一脚から、街全体へ
この小さな成功が、「つながる縁側」の皆様に新しい構想をもたらしました。
「バス停や散歩道に、一息つけるベンチを広げていきたい」——。
足腰に不安のある方にとって、途中で座って休める場所があることは、外出への大きな安心につながります。
「あのベンチまで歩いてみよう」という目標が生まれれば、自然と歩く機会が増え、健康維持にもつながっていく。
手作りのベンチが、街と人、人と健康をつなぐ架け橋になる。そんな未来を描かれています。
まずは福岡県宗像市周辺を中心に、この取り組みを広げていくことを目標に活動を進められるとのことです。
住まいづくりの、その先へ
家を建てて、お引き渡しをして終わり——ではなく、その先でオーナー様と一緒に地域のために何かを生み出せること。
それは、私たちWITHDOM Groupが何より大切にしたい関係のかたちです。
木を扱うプロフェッショナルとして、これからも端材の提供を続け、「つながる縁側」の活動を支えてまいります。
一脚のベンチから始まったこの循環が、地域の暮らしを少しずつ豊かにしていくことを願って。
